「舎弟」ってどういう意味?
舎弟は「弟分」のこと。
年上のヤンキー(兄貴)に付いていく年下の存在。
もともとは任侠の世界で使われてた言葉で、血のつながりはないけど兄弟のような関係を指す。
パシリとは違って、舎弟にはちゃんとリスペクトがある……はず。
兄貴に忠誠を誓って、面倒を見てもらう代わりに、何かあったら駆けつける。
義理と人情の世界。
「舎弟」あるある 5選
あるある①:「俺の舎弟だから」で守ってもらえる
誰かに絡まれたとき、兄貴が「そいつ俺の舎弟だから」って一言いうだけで解決する。
この魔法の言葉の安心感よ。
バリアみたいなもん。
兄貴の名前だけで身を守れる世界。
あるある②:舎弟の定義が曖昧
「俺、○○さんの舎弟なんで」って自称するやつがいるけど、兄貴のほうに聞いたら「誰?」ってなるパターン。
舎弟認定は兄貴側がするもので、自己申告制じゃない。
片思いの舎弟、けっこういたよね。
あるある③:兄貴のためならなんでもする
兄貴が「ジュース買ってこい」って言えば走り、「あいつに伝言しといて」って言えば伝え、「ケンカになったら来い」って言えば駆けつける。
パシリと何が違うかっていうと、舎弟は「やらされてる」んじゃなくて「やりたくてやってる」。
そこが大きな違い。
あるある④:兄貴が引退すると迷子になる
兄貴が卒業や引退で去ったあと、舎弟がどうしていいか分からなくなるやつ。
今まで兄貴の指示で動いてたから、急に自分で考えなきゃいけなくなる。
独立したての新入社員と同じ。
人は上司がいないと不安になる。
あるある⑤:何年経っても「兄貴」と呼ぶ
40代50代になっても、昔の先輩に会うと「兄貴!」って呼ぶやつ。
会社では部長とか課長とか呼ばれてるのに、元兄貴の前では一瞬で舎弟に戻る。
あの関係性、一生もの。
当時の思い出と時代の空気
舎弟って言葉が飛び交ってた頃は、ヤンキーの世界に明確な「家族的構造」があった時代。
血のつながりはないけど、兄貴と舎弟っていう擬似家族。
『ろくでなしBLUES』とか『クローズ』にもそういう関係性はよく描かれてて、読者はそこに憧れたんだと思う。
孤独じゃない、誰かが守ってくれる。
そういう安心感を求めてた時代だったのかもしれない。
今使ったらどうなる?
「俺の舎弟になれよ」って令和で言ったら、たぶん「それ何? サブスクの名前?」って返される。
もしくは「推しとファンの関係みたいなもの?」。
近いような遠いような。
関連するヤンキー用語
- パシリ(ぱしり) … 使い走り。舎弟とは似て非なるポジション。
- マブダチ(まぶだち) … 対等な親友。舎弟は上下関係あり。
- 総長(そうちょう) … 組織のトップ。舎弟がたくさんいる。
- シメる(しめる) … 舎弟がやらかしたら兄貴がシメる。