「短ラン・長ラン」ってどういう意味?
短ランは丈が短い学ラン、長ランは丈が長い学ラン。
そのまんま。
ヤンキーの制服改造は大きくこの2派に分かれてて、短ラン派は「スッキリしてて動きやすい」、長ラン派は「風格がある」っていうそれぞれの美学があった。
短ラン+ボンタンが主流で、長ランは番長キャラが着てるイメージ。
どっち派だったかで、だいたいその人のヤンキー観が分かる。
「短ラン・長ラン」あるある 5選
あるある①:短ラン派と長ラン派で論争になる
「短ランのほうがカッコいい」「いや長ランだろ」っていう論争、不良グループ内でもあったらしい。
きのこたけのこ戦争のヤンキー版。
結局どっちもカッコいいって結論にはならず、永遠の平行線。
あるある②:短ランの丈が年々短くなる
最初はちょっと短いくらいだったのが、先輩の影響でどんどん短くなっていく。
最終的にヘソが見えそうなくらいまで攻めてるやつがいた。
もうそれボレロだろ。学ランの原型を完全に失ってた。
あるある③:長ランは膝下まである
長ラン派の上級者になると、膝下どころかふくらはぎまで届いてるやつがいた。
歩くとバサバサなびく。
マントかコートかっていうレベル。
冬は暖かそうだったけど、夏は地獄だったと思う。
あるある④:入学式に改造済みで登場する猛者
入学初日からバッチリ短ランで登校してくるやつ。
「いつ改造したの?」って聞いたら「合格発表の日に注文した」って。
準備がいい。
その行動力を勉強に向けていれば……いや、これはもう言うまい。
あるある⑤:卒業後に標準の学ランが逆に新鮮
短ランや長ランに見慣れすぎて、標準丈の学ランが逆にダサく見える現象。
感覚がバグってたんだよね。
社会人になって冷静に振り返ると「普通が一番」ってなるけど、あの頃は普通が一番嫌だった。
当時の思い出と時代の空気
短ラン・長ランが流行ってた時代って、制服=自己表現の時代だったんだよね。
『ビー・バップ・ハイスクール』のトオルとヒロシは短ラン派、『魁!!男塾』の塾生たちは長ラン派みたいなイメージ。
ボンタンと組み合わせて自分だけのシルエットを作る。
今思えば、あれも立派なファッションだったのかもしれない。
今使ったらどうなる?
令和の高校生に「短ランと長ラン、どっち派?」って聞いたら「何の話?」って返される。
そもそも学ラン自体が減ってきてるからね。
ブレザー時代に短ラン・長ラン論争は成立しない。
時代の終焉を感じる。
関連するヤンキー用語
- ボンタン(ぼんたん) … 短ラン・長ランの下半身担当。セットで完成。
- ドカン(どかん) … ボンタンよりさらに太いストレートズボン。
- 特攻服(とっこうふく) … 学ランの上位互換。気合いの入り方が違う。
- リーゼント(りーぜんと) … 短ラン+ボンタン+リーゼントで完全体。