「ガン飛ばし」ってどういう意味?
ガン飛ばしは「相手をにらみつけること」。
「ガン」は「眼(がん)」のことで、視線を飛ばす=にらむ、という意味。
「ガンつける」「ガン飛ばす」「ガンくれる」など、バリエーションが豊富。
メンチを切るとほぼ同じ意味だけど、関西圏ではこっちの方がよく使われてた印象がある。
「ガン飛ばし」あるある 5選
あるある①:「ガン飛ばしてんじゃねーよ」が喧嘩の始まりの定型文
ヤンキー映画やドラマで何百回聞いたか分からないセリフ。
実際の不良少年たちも、このセリフから喧嘩が始まるパターンが多かった。
テンプレートがあるかのような様式美だった。
あるある②:サングラスでガン飛ばしを防御する
目が合わなければガン飛ばし認定されない。
だからサングラスをかけるヤンキーが多かった。
ただ、室内でもサングラスを外さないから「何隠してんだ」ってそれはそれで絡まれることもあった。
あるある③:ガン飛ばしの強度で格が分かる
ちょっとにらむ程度のやつと、魂ごと持っていかれそうな目力のやつがいた。
本当に強いやつのガン飛ばしは、目が合っただけで足がすくんだ。
目力は鍛えられるものらしい。
あるある④:猫にガン飛ばされて負ける
野良猫ってじーっとこっちを見てくる。
あの目力、ヤンキーより強い。
猫に負けるガン飛ばしって何なんだろうと思った。
あるある⑤:写真撮影でもガン飛ばし
集合写真でもにこやかに笑えない。
カメラに向かってガン飛ばすのがヤンキーの写真スタイルだった。
卒アルの写真がみんな怒ってるみたいな顔で、今見ると笑える。
当時の思い出と時代の空気
ガン飛ばしは言葉を使わないコミュニケーション手段だった。
「俺は強いぞ」「ナメんなよ」を目だけで伝える。
『ビー・バップ・ハイスクール』でも『湘南爆走族』でも、にらみ合いのシーンは名場面として描かれてた。
今思うと、スマホもない時代に「目が合った合わない」で揉めてたのは、ある意味すごくアナログな文化だった。
今使ったらどうなる?
オンライン会議でカメラ目線になっただけで「ガン飛ばしてる?」ってチャットに書かれたら、ちょっと面白い。
Zoomでガン飛ばしてくる上司、嫌すぎる。
関連するヤンキー用語
- メンチを切る(めんちをきる) … ほぼ同義。東日本寄りの表現。
- タイマン(たいまん) … ガン飛ばしの先に待っているもの。
- 喧嘩上等(けんかじょうとう) … ガン飛ばされても動じない姿勢。
- シメる(しめる) … ガン飛ばしてきたやつへの対処法。