「三段シート」ってどういう意味?
三段シートは、バイクのシートを3段に分けて盛り上げた改造パーツのこと。
通常のバイクのシートは平らだけど、暴走族仕様では後ろに向かって段々に高くなっていく。
一番後ろが一番高くて、後ろに乗る人が目立つようになってる。
見た目のインパクト重視で、実用性はほぼゼロ。
でもあの独特のシルエットが「族車」のアイデンティティだった。
「三段シート」あるある 5選
あるある①:後ろに乗ると落ちそうで怖い
三段シートの一番後ろに座ると、体が後ろに反り返る。
急ブレーキかけられたら確実に落ちる。
でも「怖い」とは言えない。後ろに乗せてもらってる立場だから。
あるある②:自作する猛者がいる
市販の三段シートが高くて買えないから、自分で作るやつがいた。
スポンジと合皮とタッカーで手作り。
出来栄えはピンキリだけど、その情熱は本物だった。
あるある③:雨の日に水が溜まる
段と段の間に水が溜まる設計ミス。
乗った瞬間、お尻がビショビショになる。
カッコよさと引き換えに、快適さは完全に捨ててた。
あるある④:段数でマウントを取る
「俺のは三段」「いや俺は五段」みたいに、段数を競うやつがいた。
五段シートとかもはや椅子じゃなくて壁。
どこまで高くすれば気が済むんだって話だった。
あるある⑤:今見ると芸術作品に見える
当時は「ダサい」「危ない」って言われてたけど、今見ると独特の造形美がある。
あのタック(縫い目)のパターンとか、色の組み合わせとか。
族車カスタムの展示会では、三段シートが芸術品扱いされてたりする。
当時の思い出と時代の空気
三段シートは族車カスタムの象徴のひとつ。
ロケットカウル、しぼりハンドル、そして三段シート。
この3点セットが揃ったバイクを見ると「あ、族車だ」って一発で分かった。
『湘南爆走族』や『特攻の拓』には三段シートのバイクが当たり前のように登場してた。
バイク屋のおやじさんが「またこの改造か…」って苦笑いしてた時代だった。
今使ったらどうなる?
会社のデスクチェアを三段シートに改造したら、確実に総務から呼び出される。
でもゲーミングチェアのハイバックモデルは、ちょっと三段シートの血を引いてる気がしなくもない。
関連するヤンキー用語
- 族車(ぞくしゃ) … 三段シートが載ってる本体。
- 単車(たんしゃ) … 改造前のバイク。
- コール(こーる) … 三段シートに座りながら聞く爆音。
- 総長(そうちょう) … 一番立派な三段シートのバイクに乗る人。